コンセプト 1 / 10

テナント

SeekBytes環境内のすべてを所有する組織境界です。

テナントとは?

テナントは、SeekBytesにおける最上位のコンテナです。環境を所有する組織、すなわち企業、スタートアップ、個人事業者、サービス提供者、コンサルティング会社、社内部門、マネージドサービス事業者などを表します。

SeekBytesをオフィスビルに例えるなら、テナントはその建物内にある会社専用のオフィス区画です。組織に属するすべてのものが、そのテナント内に置かれます。

重要である理由

テナントは、組織ごとの作業を明確に分離します。ある会社のプロジェクト、システム、認証情報が、別の会社のものと混在することはありません。これにより、次の利点が得られます。

  • 所有権の明確化 — 何を誰が所有しているかを常に把握できます。
  • セキュリティ分離 — データを組織境界の内側に保持します。
  • 課金境界 — 組織ごとに利用量を追跡します。
  • アクセス制御 — 権限の適用範囲をテナント単位に限定します。
  • 明確なレポート — ログと分析結果を組織ごとに管理します。

テナントに含まれるもの

テナントは、プラットフォーム上で構築するすべてのものを所有します。テナント内には、次の要素があります。

  • ユーザーと連絡先
  • 設定と基本設定
  • プロジェクト(ソリューションを構築するワークスペース)
  • システム、コネクタ、自動化
  • 認証情報とアクセスルール
  • ログとポリシー

実例

ある企業のIT組織が、運用とドキュメント作成を自動化するために SeekBytes を導入します。IT部門が登録し、組織用アカウントを作成すると、その組織アカウントがテナントになります。

ITチームはそのテナント内で、スタッフの招待、さまざまな取り組み(インシデント管理、インフラストラクチャのプロビジョニング、コンプライアンス)用プロジェクトの作成、チケット管理・監視システムの接続、自動化の設定、社内各部門へのサービス提供を行えます。これらはすべて、一つの組織境界の内側で管理されます。

テナントではないもの

テナントは、単一のソフトウェアシステム、ワークフロー、コネクタ、または実行時に API を呼び出すマシン ID ではありません。テナントは所有者であり境界であって、実行主体ではありません。実際の処理は、テナント内に存在するアセット(コネクタと自動化)が行います。

比喩による解説

SeekBytesをビジネスパークに例えるなら、テナントはオフィスを借り、その中にある家具、スタッフ、ホワイトボード上のプロジェクトなど、すべてを所有する会社です。

定義

テナント:プロジェクト、システム、コネクタ、自動化、ユーザー、設定を所有する組織境界。