コンセプト 2 / 10

プロジェクト

サービス、統合、ビジネスソリューションを組み立てるワークスペースです。

プロジェクトとは?

プロジェクトは、特定のサービスやビジネスソリューションを構築するために、テナント内に設けられる目的別のワークスペースです。特定の成果に必要なシステム、エンティティ、コネクタ、自動化、接続、構成をまとめます。

テナントを会社のオフィスに例えるなら、プロジェクトはチームが特定のものを作っている一つの部屋です。

プロジェクトが存在する理由

プロジェクトがなければ、テナント内のすべてが一つの巨大な一覧になってしまいます。プロジェクトは目的を明確にし、次のように整理できるようにします。

  • 「この構成は顧客A向けです」
  • 「このネットワークは営業プロセス用です」
  • 「この自動化は請求サービスに属します」
  • 「このテストフローはサンドボックス専用です」

プロジェクトが表現できるもの

プロジェクトは、さまざまなビジネス場面を表現できます。

  • 顧客向け導入案件
  • 社内プロセスの改善
  • データ統合の取り組み
  • 新しいデジタルサービス
  • 概念実証
  • AI支援ワークフロー
  • プラットフォーム上に構築する商用サービス

プロジェクトに含められるもの

プロジェクト内では、次の要素を設定できます。

  • エンティティとシステム
  • コネクタと自動化(アセット)
  • オブジェクトの公開と構成ルール
  • 接続設定とオブジェクトフローの定義
  • 初期化処理
  • チームメンバーと環境別の設定

実例

テナントの例で紹介したIT組織が、インシデントからランブックへの自動化、インフラストラクチャのプロビジョニング用ワークフロー、コンプライアンスレポートという複数の取り組みを進めるとします。ITチームは、取り組みごとに3つの異なるプロジェクトを作成します。各プロジェクトに固有のシステム(ServiceNow、Jira、AWS)、コネクタ、自動化を配置し、目的別に整理された状態を維持します。

プロジェクトではないもの

プロジェクトは会社そのものではありません。それはテナントです。また、単一のシステムでも、必ずしも顧客契約でもありません。プロジェクトは、ビジネスソリューションを組み立てるワークスペースです。

比喩による解説

テナントが会社なら、プロジェクトは社内の会議室に置かれた特定の取り組み用ボードです。目的に集中し、整理され、明確な目標に沿って使われます。

定義

プロジェクト:特定のビジネス成果に向けて、システムやエンティティ、コネクタ、自動化、接続、構成を組み立てるワークスペース。